“暮らし”のコラム

暮らしのコラム024

2020.03.19

収納率のお話

収納率って聞いたことありますでしょうか?
住まいの床面積に対する収納面積の割合を示す比率で、一般的に、マンション・アパートは8%程度、戸建て住宅では12%~15%程度が望ましいと言われています。

大体のお客様が建築予算に応じて床面積がある程度決まってきますので、
例えば延床面積35坪の住まいを建てられる場合、
収納率15%をあてこむと、5.25坪の収納面積になってきます。5.25坪と言われてもピンとこないかと思いますが、およそ畳10枚強くらいの広さとイメージいただけたらと思います。仮に収納率10%だと畳7枚くらいの広さになります。その広さで天井までの高さで収納があると考えていただけたら、5%の違いでも結構収納力は違ってくるかと思います。

ただ、収納率のパーセンテージが上がれば上がるほど居住スペースが狭くなるわけで、、
収納はたくさん欲しいけど、リビング等の居住スペースも広く欲しいわけで、、悩ましいですよね(笑)

一般的には壁面の収納、ウォークインクローゼット、納戸等の収納になるかと思いますが、どうしても収納量に不安がある場合は居住空間を狭めないような床面収納や天井に近い面で天袋収納等で、収納量を確保する方法もありますよね。

以前のコラムでも記しましたが、ただただ収納スペースを確保する事だけではなく、しっかりとした収納計画が必要だと思います。新築を機に、不要なものは処分することも必要ですよね(‘ω’)ノ

024 収納率を考えましょう