暮らしのコラム034
2020.04.23必要ですか?不要ですか?
有ればいいけど、無くてもいいもの。
無くてもいいけど、有ったらいいもの。
建築の世界にも曖昧な物って結構たくさんあります。
今回は家族の個室のクローゼットの扉です。家具屋さんには叱られますが、新築を建てる場合、箪笥を持ち込んで来られる方はほぼほぼ皆無になってきました。
きっと時代的にも嫁入り道具で箪笥を持って嫁ぐなんて事は無くなってきたのでしょうね。
弊社の新築住宅でも各個室に大体一畳程度のクローゼットを設けることが多いです。
もちろんそこには折れ戸や引戸の扉を設けることが多いのですが、扉の意味合いとしては収納物が視線に入らない為?誰かが部屋に来た時に、乱雑に収納しているのを見られるのが嫌だから?居室と収納スペースとしての明確な境が欲しいから?的な事でしょうか?
だとしたらロールスクリーンでも代替えは可能ですよね?
普段は開けておいて、まれに誰か見られたくない人が来たら閉める!的な感じで良いのかな?と思ったりします。
個人的にはロールスクリーンすら無くてもいいような気もします笑
扉を設けることで、多少空間が豪華に見えたりってことはあるかもしれませんが、金額もロールスクリーンの方が安価ですし、何も設けなければ、費用ももちろんかかりません。
でも、扉を無くすことが正解でもございませんし、むしろ扉を設けたい人が多いのも事実です。プライベートな部屋ですので、その部屋に住まわれる方が正解をみつけてくださいね(‘ω’)ノ
034 必要か不要かはあなた次第です笑