暮らしのコラム039
2020.05.11空間を左右する間接照明
図面を描く段階で、各部屋に照明の配置をさせていただきます。配置だけではなく、ある程度照明の種類(シーリングライト、ダウンライト、間接照明等)も考えながらになります。
シーリングライトやダウンライトはその部屋で過ごすうえで必要な数や光量を計算しての配置になりますが、
間接照明に関しましては、光量自体は必要とはせず、空間自体を映えらす為の器具になる事が多いです。
照明器具自体を壁や天井で隠すように造作し、ほんのりとした光で空間を照らすようなイメージが多いです。
光量自体を必要としているわけではないので、照明器具代、器具を隠す材料や手間代等が、余分と言えば余分なものにはなってきますが、空間に入った時の雰囲気が良くなりますね。
逆に空間に与える印象を大きく変えることにもなりますので、どこにでも配置すれば空間が映えるわけでもなく、逆に空間自体の仕上がりを邪魔することもあるのが難しいところですね。
無くてもいいし、有ってもいいもの。無くても困らないけど、有ったらいいもの。建築には結構曖昧なものが存在します。曖昧なものが後々意味をもってきたりもします笑
自分でも書いててよくわからなくなってきましたが笑
色々なご提案が出来るように日々勉強していきます(‘ω’)ノ
039 無くてもいいし有ってもいいもの